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解析業務のご紹介

弊社で対応可能な解析業務例を列記します。検討内容や条件などをご提示頂ければ、モデル化の方法やソフトウェアの選定、各種諸条件などの設定も弊社よりご提案させて頂くことが可能です。また実験結果の同定解析や実験結果を踏まえた予測解析なども受託しております。

熱応力解析業務

物体に熱を作用させると線膨張係数に応じて、変形が生じます。さまざまな部品で構成された機器や、拘束されている場合などでは一様に変形することが出来ず、熱膨張に伴い応力が生じます。熱応力解析では材料の特定箇所に熱荷重をあたえ、検討を行う材料の線膨張係数を考慮し変形に伴う応力上昇の検討を行うことが出来ます。これにより想定する温度条件下における変形や応力状態の確認を行うことが出来ます。

Fig. 熱応力解析事例

Fig. 熱応力解析事例

伝熱解析業務

構造物における熱の流れを計算することで、対象をどれだけ冷却できるかまたは加熱できるか、結果としてどのような温度になるか伝熱解析を通して知ることができます。熱伝導、対流伝熱、ふく射伝熱と3つの熱輸送モードがありますが、それらを必要に応じて考慮しながら、簡単なモデル化から数値解析まで含め対応します。

Fig. 伝熱解析事例

Fig. 伝熱解析事例

時刻歴応答解析業務

構造物が振動する状況を動的に解析し、変形や応力などの挙動を確認する解析を時刻歴応答解析と呼びます。時刻歴解析では簡易な質点系モデルから詳細な三次元モデルまでを対象とし時刻歴解析を行います。検討対象は地震動以外にも機器振動や歩行振動、風振動などにも対応します。三次元モデルでは線材要素、シェル要素、ソリッド要素に対応できます。

Fig. 時刻歴解析事例

Fig. 時刻歴解析事例

固有値解析業務

検討対象物の振動性状を確認する解析を固有値解析と呼びます。固有値解析を実施することで、検討対象物の振動特性を事前に把握、または既設物に対しての検証を行うことができます。固有値解析により振動特性を分析し振動障害の原因特定や予測が可能になります。

Fig. 固有値解析事例

Fig. 固有値解析事例

幾何非線形解析業務

荷重を作用させ、形状変化に伴い剛性が変化することを幾何非線形と呼びます。極端に薄い材や細い材の変形を適切に予測するには、幾何非線形性を考慮することが必要となります。

Fig. 幾何非線形解析事例

Fig. 幾何非線形解析事例

材料非線形解析業務

荷重の増加に伴い、材料が損傷を受けて全体挙動に非線形性が伴うことを考慮する解析を材料非線形解析と呼びます。材料非線形解析を行うことで、解析対象物が損傷していく状況や崩壊状態などの確認を行うことができます。

Fig. 材料非線形解析事例

Fig. 材料非線形解析事例

座屈解析業務

薄板や細長い材が圧縮力を受ける場合、座屈現象をともない材料強度よりもはるかに低い荷重で限界状態を迎えます。座屈解析を行うことで、座屈モードの判定を行い、各モードの荷重安全率を算定し終局強度に対する座屈の寄与率の検討を行うことが出来ます。また座屈解析によって得られた形状を初期不正形状としてモデルに付与し、座屈後の挙動についても予測します。

Fig. 座屈解析事例

Fig. 座屈解析事例